聖バレンタインデーの悪夢。


聖バレンタインデー
そう!それはシャイな乙女達にチョコの神様が告白するチャンスを与えてくれる一年で最も大切な日!!


その日、大人の男の子達は夜の時間を空けていなくてはならない……ッ!
それは、むしろ義務ッ!!


そして当夜、俺はというと……。


ネ……!
ネ………!!
ネ……………!!!


ネットでチート。(チャット)


全く例年通りッ!!(笑)

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…てなワケで、某所・某時間に深夜チャット会に参加してきました。
最初のメンバーは、我輩と某HP管理人:狗さん(仮名)、そしてDさん(仮名)。


……つーか、ヤベーよ。


正直、ハシャぎすぎた。(真っ青)


普段はクールでナイスガイな人間をネットで装っていたのに、両者が『全くの同世代』と聞いて枷が外れたのか、完全なる暴走モード。


出るわ出るわの、ディープトーク


20代半ばの男が三人寄ったが最後、政治・経済・世界情勢などの話題なんて、ヒトカケラも出やしねえ。(笑)
なにせ、一番最初の会話(つかみ)がファミコンソフトの「スーパーチャイニーズ」ですから。(沈没)


それこそ、子供時代の特撮宇宙刑事モノ・アニメ、週間少年ジャンプネタ、ファミコン、プロレス技など、思いつく記憶の限りの燃えないゴミ総出し状態。


収集車も追いつかなくなるくらい、好きな漫画・アニメのキャラの台詞を連呼したりなど、完全にキ○ガイ状態の自分。
(ちなみに、繰り返しますがバレンタインの夜ですよ。)


完全に思考が小学生化です。

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ネタも臨界点に達したところで、Cさんが参加。
そこで、ようやく沈静化しました。


小説の話など、平穏な話題が続く。
非常に有意義でありました。


深夜2時ごろをもって、主催の狗さん(仮名)が「眠い」と言って退場。
賢明な判断だと思った。


彼がいなくなった後、話題の方向性を探す。
そんな中、Cさんに……


「RYUUさんの日記読んだんですけど、アニメ、凄い見てますよね。」(微笑)


と、爆撃を食らう。(ホワチャァーッ!!)


「イ、イヤ、それほどでもないっすよ。あくまでもストーリィの勉強っすよ…」などと平静を保ちつつ、何故か弁解する自分。
(「見ている番組の半分くらいしか日記に書いてないですよ。」と危うく吐きそうになったが、なんとか持ちこたえることに成功。)


ここで、オタクっぽさを出してはならない……!!


そう感じた私は、気が動転して、つい思わず……


「Cさんは、最近、どんなアニメを見てますか?」


と質問してしまったのだ………!!!



(暗転)

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(ここからは、ドキュメントインタビュー風で)




「いや〜、発言してから気付いたんですよね。
自分、これって、まんまオタクトークじゃん?って。(笑)
だってこれ、オフ会とかで、会話に行き詰ったオタクが絶対しそうな質問じゃないですか。


…向こうの反応?
『え、私ですか?』って、一回戸惑った後、一応返してくれましたよ。


Tacticsです。』って………。(ここで涙を浮かべる)


イヤ、その時ばかりは、僕もチェックしてて良かったなって思いましたよ。


『アレ、面白いですよねー。』って普通に答えることができましたし……ね。


それから終わりまで、場はアニメ話でしたよ……。



……………。


……もっと…。
…建設的な話……したかったんですけどね……。


アレ……おかしいな…涙……涙が……止まらないや……。(照)」

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ゴメンよぉ〜〜!
今度からはちゃんと自分を抑えるからさぁ〜〜!!


だから、頼むから、神龍!!
みんなの記憶から、昨夜のオラの姿を抹消してくれっ!!!