第四章第二話(1)の話。


前話をアップした時に書くつもりだったのですが、前話のタイトルは実は『無能の烙印』というものになるはずでした。
アップする途中、それだとちょっと重過ぎるかな……と思ったのでとりやめ、『邂逅の都』に変えたわけです。
若干ありふれてますが、色々と混みあった話だったので、これしか思いつきませんでした。


『都』を『街』にするかという案もありましたが、舞台を思えば、こちらが妥当ということで。

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それで今話のタイトル『群狼』ですが、これはずっと以前から決まっていました。
私は章のプロット立てている時点で、全六話のタイトルを殆ど決めてしまうのですが、今回のは「これしかない」と思ってます。
だから、迷いませんでした。


あと、私の小説を読んでくださっている人は判ると思いますが、必ずタイトル部に英訳があります。
実はアレも、ものすごく悩んで決めてます。
リズム第一で、時には洒落を交えてみたり……まあ下手なりに、とにかくカッコ良く見えるように工夫しております。


今回の『群狼』は、ずばりそのまんま『Wolves』。


『群狼』のニュアンスを正確に伝えるのは、少し難しいと判断しました。
翻訳サイトで調べた時、『mureookami』って表示された瞬間に。(笑)