第四章第二話(4)更新その後。

(´・ω・`)



今回は当初予定していた展開から、変更を余儀なくされることが「特に」多かった回でした。


ところで、物語において「意外な展開」とか、一言で片付けてしまうと、さぞかし面白い展開のように感じますが、それは一歩間違えると「唐突」とか「突拍子も無い」印象に直結してしまいます。
今回、私が特に注意したところは、まさにその一点でした。


普段はありえない偶然が次々と重なるような、三谷幸喜の演劇みたいなのも別に嫌いじゃありません。
ですが私が用意していた物語は、書いているうちにちょっと鼻に付き始め……。
気が付いてみれば、今章で出場(再登場)を予定していたキャラが、二組ほどボツになりました。


結果として、全体の流れがだいぶ軽量化された印象があります。
しかし、このあたりの踏ん切りを付けるのに筆が止まり、かなりの時間がかかってしまいました。


これは恐らく、自分のやりたい展開と、物語の進行に関する『正解』とは違うのだということを、体が自然に反応していたのでしょう。
…商業作品じゃないのだから、何でも好き勝手やればいいという意見もあるでしょうが、そこらへんは妥協しないで、皆様に高品質の作品を届けたいという、まあこれも自分のエゴであります。(汗)


(ていうか、もはや第三章のおまけページに書いた次章予告と照らし合わせても、9割ほど違う展開になっていることに気付きました。そろそろ消しますねコレ。/苦笑)


そんな訳で、初めは「今まで書いてきた話の集大成! 超ビッグな話になるぜ!」みたいな意気込みでしたが、文章で動かせるキャラ数にも限界を感じ、気が付いてみれば完全に『普段のAF』です。(笑)


いつもどおり、楽しんでいただければ幸いです。