送る言葉。
今時の方達に対し、こう書いても伝わらないと思いますが…。
まだインターネットがブロードバンドではなく、電話回線だった頃。
そして、ホームページを持つこと自体、敷居が高かった頃。
結構な数の人間が、色々な掲示板に住んでいました。
当時はブログや日記が無かったので、様々な主義主張は、掲示板で行われていたのです。
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先日、懇意にさせていただいている、ある一つの掲示板が一時閉鎖になりました。
(原因はスパムですが)
それを聞いた瞬間、自分がまだネット初心者だった時のことを、色々と思い出してしまいました。
死ぬほどくだらないことや、アニメの感想、それこそチラシの裏にでも書くべきようなことまで、週三日ペースで他人様の板で書いていたものですから、若気の至りとは本当に恐ろしいものです。
(それこそ一回の投稿に何時間も推敲し、それを管理人様は、よく飽きずにレスしてくれて、付き合ってくれたものです)
時は流れ、自分もホームページを開設し、管理だけで手一杯になり。
それまでお世話になったその板にも、段々と行く回数も減り、最近では全く行かなくなって…。
そんな中での訃報(笑)でした。
残念な反面、これは時代の流れで仕方ないことか、とも思います。
現在のように日記やブログ、果てはSNSなど、人の考えを発散させる場がこれだけ整っていると、掲示板というのは昔ほど本来の機能を果たせなくなっているのではないでしょうか。
色々な管理人さんの日記を読んでいると、『あ〜面白い、ここはツッコみてえ』などと、ふと考えるのですが、忙しい中レスさせるのも忍びないと感じ、そのままスルー。
今では、これが常習になってしまいました。
何というか。
個人の情報などが、あまりにも沢山の装飾によって彩られてて。
自分(読者)の意見というものが、あまり必要で無くなっている。
そんな物悲しい感じが、近年のネット界にはある気がします。
長くなりましたが、今までマジでお疲れ様でした。
僕がいまだにダメ人間で、面白おかしく生きていられるのは、あなたの掲示板のおかげです。