小説(主にラノベ系)にとってのイラストの重要性1。
大型バナーを某サイトに登録してからというもの、そこからの訪問者が、思いのほか多い。
バナーには作品紹介文とかは全然無くて、イラストだけだから、クリックした人というのは、(言い方が悪くて申し訳ないのだが)まさに絵に釣られたということなのだろうか。
…とか言う小生も、絵柄が好みの大型バナーを見ると、その先が小説サイトだと知りつつも、ついクリックしてしまう。
特に興味が無いジャンルでも、容易く手を動かさせてしまう。
絵の持つ魔力というのは、やはり強大なのだと感じた。
そりゃあ、小説家にとっては、文章一本、イラストの手など借りないのが、本来の姿であり理想だが。
これだけ多岐にわたるジャンルがあって、様々な作品が氾濫してるようなサバイバル時代においては、そんな悠長なことは言っていられない。
今の時代、小説とは別に、絵の技術を磨くことには一利あると断言できる。
ところで、何故こんな話を今日はするのかというと……似たようなことは、市販の小説にもあって。
普段は文章の物語なんて絶対に読まない小生も、つい先日、見事に釣られてしまったのだ。
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(実際は那子様らしい/笑)
手に取るだろう……常識的に考えて。
内容については、語るまい。
むしろ、語れない。
絵の割に、中身はものすごい骨太な文章だったものだから、ほんの数ページで挫折してしまったのである。
…ただ、この狙いすぎともいえるイラストには、効果があったと見て良いだろう。
私のように手に取ってしまった人間達、その中の数パーセントが購入していくことに間違いないのだから。