2001年(仏)「ジェヴォーダンの獣」。


いつ公開したんだよ?と疑問を投げつけてしまうような知名度の無さ。
昨夜の深夜映画、「ジェヴォーダンの獣」。
なかなか面白かったッス。


要約すると、フランスで代々言い伝えられている『ジェヴォーダンの獣』という謎の超獣伝説の物語。
ヨーロッパ伝説…「ジャックザリパー(切り裂きジャック)」のように、その背景や謎を解き明かすような映画は、とかくありがちで、コレもその類だ。


観るつもりは無かったんですが、偶然TVで見かけて、やっぱり、この中世ヨーロッパ的ないでたちとか役者の顔つきとか、たまんねーヨとか思ってたらついつい全部観ちまった。


ウォアーーー!!
2時間18分のノーカットだから深夜1:55〜4:55、約三時間だばば。
(⊃Д`).。


しかしこの作品、中世ミステリーとして凄く作りこんでいるのに、銃、剣、飛び道具、格闘……と、アクション部分に無駄に力が入ってる。


それこそ、主人公の貴族とか騎士が無茶苦茶強いんですよ。
主役の付き人は新大陸から連れてきたインディアンだし。(笑)


第一級の設定描写に比べて、このキャラクター面の破天荒さ。
RYUUはこういうアンバランスな作品が大好きです。


『(何故か)香港アクション+ちょっと安っぽい獣CG+一流のヨーロッパ背景』に燃える方は是非ともレンタルで!!